300GHz~1Hz(超高周波/ミリ波/マイクロ波/超低周波)のキーコム
ご要望に応じて少量から設計・製作・測定 致します。

5G/ローカル5G ばく露測定システム

Model No. PDS01
Feature

キーコムでは、情報通信審議会諮問第2042号に関する答申に基づき、
6GHzを超える周波数帯の人体にばく露される電波(電力密度)を測定し、
測定値が規定値内に収まるか否かを判定するシステムを開発しています。
この周波数帯には、ローカル5Gで使用される28GHz帯が含まれており、
ローカル5G用の携帯電話端末等の小型無線機から発せられる電波が規定に沿ったものか判定することができます。

測定手順

次の手順で測定を行います

  • 携帯電話端末等で使用しているアンテナ素子が一つの場合、携帯から2㎜離れた4㎝2の範囲に入射する電力密度を測定し、6分間の平均値を計算します。
  • アンテナ素子が複数の場合、携帯電話端末等からの空間平均電力密度が最大になる距離において4㎝2の範囲に入射する電力密度を測定し、6分間の平均値を計算します。
  • 計算した平均値が規定値を超えている場合は、システムがアラームを発出します。
  • 仕様例

    項目
    内容
    電波暗室外径寸法 高さ:1125mm/幅:510mm/奥行:750mm
    電源・制御ボックス外径寸法 高さ:600mm/幅:200mm/奥行:700mm
    被測定機の測定面範囲 150mm x 150mm
    アンテナと被測定器との距離 2~200㎜
    最少測定アンテナ移動距離 0.012mm
    移動方向 被測定機:上下/奥行き方向、アンテナ:横方向
    電力密度平均値測定時間 6min
    測定温度 18~25℃(システム設置室温に依存)

    構成例

     

    オーダー情報

    ご要望を、Eメール(info@keycom.co.jp)、もしくはお電話にてご相談下さい。
    担当者がご質問等にお応えした上で、システムをご提案させていただきます。