300GHz~1μHz(超高周波/ミリ波/マイクロ波/UHF/VHF/超低周波)のキーコム:
ご要望に応じて少量から設計・製作・測定 致します。お気軽にお問合せ下さい。

円板共振器タイプ 誘電率測定システム

Model No. DPS51
基板用途として、厚み方向の誘電率が測定できることが利点だが、
誘電正接の精度が悪いことから推奨できない。また、高周波基板に異方性は望ましくないことから、ニーズがない。
周波数が3GHz から70GHz において比誘電率が概ね1.05 から10 の誘電体損失の比較 的小さいシート材料の厚み方向の比誘電率および誘電正接を測定する測定器・システムです。なお、 本測定法については、2012 年度IEEE IMS で発表しました。
しかし、我々は1台も販売しておらず、また現在この手法は推奨しておりません。
問い合わせが多いため、下記に理由を記載いたします。

「厚み方向の誘電率」が測定できる装置として、試作品を完成させましたが、以下の理由から推奨しておりません。
1. 誘電正接の精度の悪さが物理的要因からなるために解消が見込めないこと
2. 高周波基板において、異方性があることが望ましくないために、そもそもニーズがないこと
3. 共振器法であるために、温度変化測定もできないこと
  (金属の膨張収縮による共振周波数のズレは1/10000の電波を観測する上では無視できない)
4. 他の手法に勝るいい点が現在のところ見つからない

ために推奨しておりません。
なお、推奨手法は下記です。

ストリップライン共振器法 DPS50
1GHz~14GHzの厚み方向の誘電率、誘電正接測定が可能です。大手メーカーの製造ライン、研究開発用途として使用されています。

開放型共振器法 DPS03
18GHz~140GHzの平面方向の誘電率、誘電正接測定 -5G用途、フィルム測定- が可能です。

周波数変化法 DPS10
18GHz~140GHzの平面方向の誘電率、誘電正接測定 -車載レーダ用途、レドーム測定、樹脂板測定- が可能です。

論文

Hirosuke Suzuki, Masato Inoue "Complex Permittivity Multi-Frequency Measurements for Dielectric Sheets Using a Circular Disk Resonator" 2012 IMS2012 THPB-1

特長

あらかじめ準備された2種類のプリント基板共振器にシート状の試料を置き、その上に金属板を置いて 一定圧力を加えて2度測定します。この方法には などの特長があります。

仕様

周波数 3GHz-70GHz
比誘電率 1.05-10  精度±5%
誘電正接 0.001-0.05  精度±20%
試料厚 50μm-2mm

構成

データ例

オーダー情報 - Model No. および 部品番号(もしくはご要望) をお知らせください

部品番号 品名 周波数範囲 試料の大きさ
FS-03 加圧式固定台 (定荷重用圧力計付)    
RR3A 共振器(測定用+校正用+固定台)
*最大70GHzまで対応可
*共振周波数は試料なしの場合です。
試料を載せると共振周波数は低くなります。
3GHz - 10GHz 70mm×70mm
RR10A 10GHz - 30GHz 50mm×50mm
RR30A 30GHz - 70GHz 40mm×40mm
DMP-70A 円板共振器方式プログラム(Windows対応 複合誘電体変換ソフト )    
EF085G-V(m)V(m)-300mm:2本 計測用同軸ケーブル    
GP-01 GPIB接続ケーブル    
お持ちでない場合には手配いたします。 ネットワークアナライザ    
併せてご購入頂けます。 Windows PC(プリンタ付)