自動運転車のネットワークの接続システムの概要
ネットワーク接続システムは、車両と基地局、クラウド等で構成されています。
次の図に示すように、無線通信技術を使用して、車両と車両の間(VtoV)、車両と路側器の間(VtoI)、車両とクラウドの間で情報のやりとりを行います。
これらの通信は無線通信によって行われるため、EMCテストの実施に際しては、無線通信実験を通じて通信機器の動作確認や不具合改善を行うOTA(Over-The-Air)方式が必須になります。
ネットワーク接続システムのOTAによるEMCテスト
ネットワーク接続システムのEMCテスト環境を次の図に示しました。テスト車両には、衛星用アンテナと通信用アンテナがあり、図の上側は、各種試験を行うための信号発生器とそのアンテナを示しています。
また、EMCテストによる受信信号の乱れを測定する目的で、主に誤り率を測定するシステムを構築しました。
なお、テストの主眼はイミュニティテストですが、車両から発生するノイズも測定できるように、エミッション用のアンテナも設けました。
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