300GHz~1Hz(超高周波/ミリ波/マイクロ波/超低周波)のキーコム
ご要望に応じて少量から設計・製作・測定 致します。

レーダークロスセクション(RCS)測定システム/レーダークロスセクション(RCS)評価システム

Model No. XRC
Feature
キーコムは高度なミリ波・マイクロ波システム開発力を用いて、各種レーダーおよびレーダーテストシステムを開発しています。
また、標準レーダーターゲットと共にレーダー標的、例えば航空機、船舶および自動車などのレーダークロスセクション(RCS)を高精度に測定できるシステムも各種取り揃えております。

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1.  レーダークロスセクション(RCS)測定システム/レーダークロスセクション(RCS)評価システム

  1.1.  イメージングレーダー高感度版 [RCS11]   1.2.  接近タイプRCS測定システム [RAT08]
 

  • RCSの測定-対象物を概ねリアルタイムでイメージング可能
  • 侵入者監視、移動体監視(全周監視用オプションあり)
  • レベル計
  • 流体の流動解析

 

自動車・航空機・自転車・人等のターゲットからの反射の強さ、RCSを効率的に測定・評価するシステムを取り揃えております。
イメージングタイプのRCS測定システムでは、ターゲットの各箇所からの反射強度を色分けし、2次元/3次元表示させることで、反射の強い部分と弱い部分を明確に把握することができます。

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  1.3.  RCS イメージング評価システム [RAT06]   1.4.  円筒型近傍界遠方変換レーダ断面積(RCS)測定システム [RCS03]
 

機体等の電波の反射分布を映像化することによって、電波吸収材料の改善および機体形状の改善等に寄与します。
一方、反射波の位相を考慮した合成を行うことにより、機体の部分毎のRCSおよび全体のRCSも算出できます。

 

2つのプローブアンテナの垂直方向移動と測定対象物の回転移動を組み合わせて、 円筒状にニアフィールド測定を行い、
測定結果をファーフィールドに変換します。

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  1.5.  コンパクトレンジ、近傍界遠方変換 モノスタティック/バイスタティック RCS(レーダー反射断面積)測定システム-01 [RCS01]   1.6.  コンパクトレンジ、近遠変換RCS測定システム-02 [RCS02]
 

コンパクトレンジの平面波送信機能を使用して、EI方向に移動可能なマストに取り付けた 計測用アンテナを使用して近傍界の受信を行います。

受信アンテナをコンパクトレンジアンテナの中央全面に配置してモノスタティック測定、脇に配置してバイスタティック測定を実施できます。

カセグレンアンテナなどを利用し、モノスタティックのほか、バイスタティックのRCSを測定できます

 

回転している測定対象物に平面波を照射し、その対象物からの反射波を希望する角度で受信します。その後、近傍遠方変換を行うことによって、RCSを算出します。

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  7.  76.5GHz RCS準遠方測定システム [RCS04]
 

76.5GHz のRCS(を簡易的に測定するシステムです。
RCS 値が既知のコーナーリフレクタをリファレンスにして、ターゲットのdBm 値から RCS 値を算出します。
回転ステージと連動させることで、ターゲットを任意の角度範囲で回転させながら測定できます。

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2.  レーダークロスセクション(RCS)測定システム/レーダークロスセクション(RCS)評価システム 評価用ジグ

  2.1.  76GHz帯基準レーダー [PAR02]   2.2.  レーダー標準ターゲット(球・三角錐/コーナーリフレクター) [RES02]
 

1. 誘電体レンズアンテナにより、アンテナ指向角を全角10°から2°まで連続可変できます。
2. LOG AMPにより、受信レベルを高精度で計測し、DC電圧に変換して出力します。
3. 距離精度は±15cmと高精度です。
4. 特定小電力機器なので無線局免許や従事者資格は不要です。

 

形状 球型 三角錐型
特徴 指向性なし
取扱簡単
広指向性
レーザーポインタ付(オプション)

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  2.3. シリコーンファントム(シリコンファントム) [EMA06]
 

衝突防止レーダーの走行テスト(走行試験、実走試験)、携帯電話の比吸収率(SAR)測定、ウエアラブ通信用実験などに用いる人体用ファントムで、電気定数はIEEE1528に基づいています。
○皮膚だけが分離できるようにすることもできます。ご相談下さい。
○穴加工などは容易です。

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3.  RCSシミュレーションソフトウェア

  3.1.  RCSシミュレーションソフトウェア(高精度電磁波計算システム:ACES) [SFW03]
 

電波応用システムは現在多様な分野に組み込まれております。
その中で電磁波の散乱は直接目にすることが不可能であり、従来よりシミュレーション技術が盛んな領域となっています。
電磁波の散乱評価には、行列方程式に基づく数値解法(低周波解法)対象物体の電気長が大きい場合に有効とされる高周波解法に大別されます。
高周波解法は50年あまりの長い歴史があり、近似精度の向上を目的に様々な手法が提案されています。
本ACESでは、電波が物体に照射されるときに流れる高周波電磁流を基に散乱界を評価する
物理光学的回折理論(PTD)を採用しております。

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