用途
自動車の衝突防止レーダーの上下方向を道路に平行に調整するシステムの点検に有効です。
レーダー波が床などで反射していると間違ったエイミングをしてしまいますが、こうした現象をすぐ発見できます。
FMCW化などによって性能が大幅にアップした高感度モデル(RCS11)が新発売になりました!!
構成
床からの反射の発見 |
床からの反射の対策 |
仕様
周波数 | 76.5GHz |
送信出力 | +10dBm 以下 |
レーダー方式 | パルスレーダー |
水平探知角度 | 33° |
水平角度ステップ | 0.5° |
角度分解能 | 3° |
感度(RCS10dBsm) | 50m |
距離確度 | 15cm |
距離分解能 | 1m |
表示 | • 画像 • 対象物または囲った部分のRCS • 指定部分の奥行き |
記録 | • 2 次元データ(画面更新時間で取得) • 3 次元データ(HDD が必要。2 次元の場合の10 倍の時間が必要) • バイナリーモード |
垂直探知角度20° 垂直角度ステップ 2° 画面更新時間 0.9秒 垂直角度ステップ0.5° 画面更新時間 4秒 |
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垂直探知角度10° 垂直角度ステップ 1° 画面更新時間 0.8秒 垂直角度ステップ0.5° 画面更新時間 2秒 |
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垂直探知角度5° 垂直角度ステップ 0.5° 画面更新時間 0.7秒 |
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垂直探知角度0° 画面更新時間 0.1秒 |
・レーダーと座標が分かる目印あり、底面にアンテナ中心のガイドあり
・固定するためのボルト穴あり、周辺及び中心(カメラ用メスネジ)
・パルス開始のクロック出力
・ケーブルは背面下部から揃えて出す。
・スイッチやファンにカバー付き
・高さの変更用三脚付き
・水平器付き
・緊急停止ボタン付き(主電源と兼用)
その他 XY座標を分かりやすくする為に説明書をアップデート
Option
1) 水平探知角度43°(距離5mで探知幅3m)
2) 垂直探知角度34°
垂直角度ステップ 3.4° 画面更新時間 1.6秒
垂直角度ステップ 0.5° 画面更新時間 7秒
3) 初めての人でも使いやすいインターフェース
4) RCS計算: 矩形だけではなく、不必要部分を除去できる機能
5) 矩形範囲は測定データとは別に個々に保持可能
6) 下記のテスト項目の結果を付ける。(誤差原因などの考察付き)
①RCS計算の試験。キャリブレーション直後に0 ~ 30[dBsm]のコーナーリフレクタを5[dBsm]ごとに計測
②画角内でのムラ計測試験。XY方向の場所を変えて9点計測する。
③5m毎の計測試験。
④経時変化試験。3時間連続測定で強度を縦軸、時間を横軸に取る。
オーダー情報
ご要望を、E メール(info@keycom.co.jp)もしくはお電話(03-5950-3101)にてご相談ください。
担当者がご質問等にお応えした上で、システムをご提案させていただきます。